「働き方改革」という言葉が叫ばれるようになって久しい昨今。
近年では労働時間の見直しよりも以前から、オフィス環境に変化が見られるようになりました。
その最先端とも言えるのが、シェアオフィスです。
若者から経営者・企業家まで、多くの支持を集める“洗練された職場”で働くメリットをご紹介します。
目次
洗練されたオフィス環境が求められている理由
女性が社会で活躍する時代。美意識の高い女性達や若い世代の多くは、自分らしく働きたいという願望を持った人が年々増加しています。
政府が打ち出した働き方改革によって、待遇面や労働時間が改正されるなか、労働環境を変えていこうという企業も目立つようになりました。
諸外国のオフィス形態は、日本よりも10年先を進んでいると言われていますが、実際も遊び心溢れた空間やリラックスできる空間、ミーティングスペースなどに工夫を凝らしたユニークな大手起業が多く見られます。
日本国内では、一部の大手IT企業やアパレル企業、外資系企業などで、洗練されたクリエイティブなオフィスづくりがなされるようになってきたばかり。
起業したばかりの会社や、中小ベンチャー企業などでは、自社ビルを持つこと自体が難しくなるため、一般的なオフィスビルのフロアを借りて業務を行っているところがほとんどです。
しかし、起業家やクリエイターなどの多くの業種では、常に斬新なアイデアが求められています。
創造力をかきたてられ、なおかつモチベーションを高く持ち続けられる洗練されたオフィスは、自分らしさを保ちながら自身のペースで仕事を進められる新しい働き方となるかもしれません。
従業員にとっても、おしゃれなオフィス環境で働けるということは、一種のステータスであり、モチベーションのあり方も大きく異なることでしょう。
毎日会社に行くのが楽しみに感じられるような職場づくりは、働く側にとってはもちろん、企業側にとっても大きなメリットを感じられることでしょう。
洗練された職場環境ならシェアオフィス?
近年、首都圏を中心に多くの起業家やベンチャー企業が利用している、新しいオフィスの形として浸透しつつあるのが、シェアオフィスです。
シェアオフィスは、異業種の人たちが一つの物件、もしくはオフィスフロアを「共有=シェア」するオフィス形態のことを言います。
シェアオフィスを利用するメリットには、次のようなものが挙げられます。
- 低コストでオフィスを利用できる
- ランニングコストを抑えられる
- 様々な業種間のネットワークを広げることができる
- 洗練されたオフィスで働ける
- 好立地なので交通面が便利
など。
シェアオフィスは、現在の働く社会人の要望に応えることができる、最先端のオフィス形態と言えます。
せっかく起業しても一般的な賃貸ビルでは、賃料のほか、設備投資や備品などの初期費用とランニングコストがかかります。
また、年数が経てばたつほど建物自体も老朽化してくるので、とても洗練されたオフィスを構えるなどということは「夢のまた夢」。
洗練されたオフィスを持ちたくても難しいと感じる経営者や起業家がほとんどでしょう。
しかし、最初から低コストで利用できるシェアオフィスを利用すれば、洗練された空間の中で、快適に仕事を進めることができるのです。
洗練されたシェアオフィスを利用する6つのメリット
利用者が年々増加しつつあるシェアオフィスですが、具体的なサービスは他にもたくさんあります。
シェアオフィスを利用するメリットについて詳しく見てみましょう。
- 初期費用・ランニングコストを大幅に軽減できる
- すぐに仕事を開始できる
- 異業種間での人脈が広がる
- 雑務はスタッフがサポート
- 女性起業家には特におすすめ
初期費用・ランニングコストを大幅に軽減できる
シェアオフィスは共有スペースを主としたオフィス形態で、パソコンの使用、デスク、椅子、本、文房具など、業務に必要なものはほとんどと言ってよいほど揃えられています。
そのため、一般の賃貸オフィスとは異なり、起業時の設備投資や備品などの初期費用をかける必要がありません。
また、一般的な賃貸オフィスに比べ、シェアオフィスの使用料は、賃貸オフィスの3分の1程度が相場です。
大きな負担となる賃料を節約できるという点だけでも大きなメリットがありますね。
さらに、シェアハウスでは、インターネット回線や水道光熱の手続きや費用、その他もろもろの手間をかける必要もありません。
すべて使用料金に含まれているケースがほとんどなので、初期費用だけでなく、賃料や水道光熱費、備品、消耗品などのランニングコストも大幅に軽減することができます。
すぐに仕事を開始できる
シェアオフィスには仕事上必要となる基本的なものはすべて完備されています。
個人で使用するパソコンや書類などを持ち込めば、すぐにその場で仕事を始めることができます。
多くのシェアオフィスでは、電話代行や不在時の郵便物などの受け取り、発送などの業務をサービスとして行っています。
そのため、留守中の事務員などを置く必要もなく、人件費を節約することもできます。
好立地で仕事ができる
シェアオフィスは、多くのフリーランスや起業家、経営者、企業が利用しています。
そのため、利便性の良い場所や、駅近で多く展開されています。
業務を行う際、移動に時間をかけずにすむので無駄な時間を節約することができます。
また、好立地な会社の住所を持つことで、見た目の印象もアップします。
シェアオフィスによっては、法人登記が可能なところもあるので、こうしたシェアオフィスを利用するのがおすすめです。
フリーランスや起業家にとって、クライアントからの信頼は最重要ポイントであり、特にクリエイティブな業務を行っているベンチャー企業なども好立地な場所に住所を持てることは、好印象を与える大きなポイントとなることでしょう。
異業種間での人脈が広がる
シェアオフィスでは、様々な業種の人たちが一つのフロアを共有して仕事をしています。
そのため、通常なら知りえないような業種の人たちと交流を持つことができ、それぞれの情報交換に役立てることができます。
新たなアイデアの発想やビジネス展開につながっていくことも決して珍しいことではありません。
雑務はスタッフがサポート
一般的な企業では、朝出勤したら掃除をする、コーヒーを入れる、ゴミを捨てる、食器を洗うなどの雑務が必要となります。
起業したばかりで人手がいない場合は、すべて自分でこなさなければならないということもあるでしょう。
しかし、シェアオフィスであれば、こうした雑務はすべてシェアオフィス側がサポートので、雑務に追われて仕事が始められない……という問題も解決です。
女性起業家には特におすすめ
女性起業家の場合、一人きりでのオフィスは不安要素も大きくなりがちです。
人対人同士の不安面だけでなく、時には力仕事をすべて自分で行う必要がある場面も出てくることでしょう。
しかし、シェアオフィスであれば、常に第三者がいる環境で仕事をするので、万が一の事態でも不安要素はある程度軽減されるはずです。
洗練された職場環境を求めるならシェアオフィス
洗練された都会的な職場環境は、創造力をかきたて、新しいアイデアを生み出し、様々な異業種間の中で働けるグローバルな環境であると言えます。
不要な費用を可能な限り抑えることができるという点では、特に大きなメリットがあります。
これから起業を考えている人、東京に進出したいという経営者、フリーランス、ベンチャー企業などはぜひシェアオフィスを利用してみませんか?
新しい出会いがきっと待っていることでしょう。